東京のすし屋の娘でもある、江戸前寿司伝道師Satomiです。

皆さんが「すし」と聞いて思い浮かべる「すし」はなんですか?

「握り寿司」を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、日本には数多くの「すし」が存在します。

今回は、九州・沖縄地方の「すし」をまとめました。

すしの起源

すしの起源は、主に魚を塩と米飯で発酵させて酸味を出した「なれずし」というものです。「なれ」とは、「発酵」という意味です。ペースト状になった米は捨てて食べていました。

室町時代になると米の生産が増え、一般庶民も少しはご飯を食べられるようになりました。そこで、「米も捨てずに食べよう!」と発酵期間を短くし、米も一緒に食べる「なまなれ」や「ほんなれ」と呼ばれるものになります。

江戸時代になり、「すっぱしですし」だから、待たずに食べられる「酢」を使った「すし」、「早ずし」が生まれました。これが現在の酢飯の誕生です。

九州・沖縄地方

「九州地方」などと言う地方区分の概念が導入されたのは廃藩置県後の明治時代以降であると考えられる。行政機関の地方支分部局、企業の営業地域などでは沖縄県を九州地方に含む場合も多く、あるいは沖縄を含むことを明示するために「九州・沖縄地方」と表現する場合が一般的。

令制国上の九州

「九州」とは、筑前国(福岡県)・筑後国(福岡南)・肥前国(佐賀県と長崎県<壱岐・対馬を除く>)・肥後国(熊本県)・豊前国(福岡県東部及び大分県の北西部)・豊後国(大分県)・日向国(宮崎県)・大隅国(鹿児島県東部)・薩摩国(鹿児島県西部)の9国の総称とされている。

四国と同じ理由で、九国(きゅうこく、くこく)とも呼ばれた。

近現代の九州

廃藩置県・府県合併以降 は、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の8県を指して「九州地方」。

これにより、対馬・壱岐・奄美群島・沖縄県の領域をも含むようになった。

九州・沖縄地方の「すし」

福岡の「すし」

佐賀の「すし」

熊本の「すし」

長崎の「すし」

大分の「すし」

宮崎の「すし」

鹿児島の「すし」?!

沖縄の「すし」?!

Youtube

参考:九州地方

『すしから見る日本 日本全国さまざまなすし』(川澄健 監修)

『現代すし学』 (大川智彦 著)

まとめ

皆さんは、幾つご存じですか?

他にも知っている「すし」があれば教えてくださいね!

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