すし文化講座寿司道のSatomiです。

よく「軍艦巻きの綺麗な食べ方」や「軍艦巻きの美味しい食べ方」として、紹介されている、ガリやきゅうりに醤油をつけてネタにつける方法があります。

皆さんは、あの食べ方について綺麗だと思いますか。また美味しい食べ方だと思いますか。今回は、軍艦巻きの食べ方について解説したいと思います。

マナーとは?

ガリやきゅうりに醤油をつけてネタにつける方法をマナーだと思っている方がいるようですが、実は、賛否ある食べ方と言われています。

そもそもマナーとはどのようにできるかご存知ですか。

マナーは国や民族、文化、時代、宗教のさまざまな習慣によって作られています。

おそらくこの軍艦巻きの食べ方は誰かが作ってしまった食べ方でしょう。では、日本食文化から考えてこの食べ方はどう思いますか。

フランス料理のマナー

以前、フランス料理のマナーの1つで、「シュークリームの食べ方」をテレビで見ました。

歴史的に考えてもマナーではなさそうと思いましたが、調べてもどこにも出てこないもので、おそらく「マナー」という言葉を使い間違えているのでしょう。

また、文化学会のシンポジウムで、フランス料理で有名な三国さんと「菊乃井」の料理人村田吉弘さんのお話を聞きました。

フランスと日本を比較し、日本で箸が使われるようになってもフランスではまだ手で食べていたこと。その流れからもわかるように、フランス料理にはフィンガーボールという手を洗う水がついてます。

日本人にとっての神

日本では、大自然が神という考えが根付いています。

京都・祇園の老舗料亭「菊乃井」の料理人村田吉弘さんのお話を聞いた時に、

「日本料理の本質は、引き算の料理であること。自然からいただいた恵みという文化に根付いて作られた料理なので、味をつけるのはとんでもない。味はそえるもの」と仰っていました。

このように料理にも日本文化が根付いているので、日本料理は薄味になるのでしょう。

このように文化に基づいて、食べ方を考えて見てください。

文化から考える軍艦巻きの食べ方

①ガリやきゅうりに醤油をつける道具として使うのはどう思いますか。

私にとって軍艦巻きについているきゅうりは、カサ増しの為であり、きゅうりのない軍艦巻きしか食べたことがありません。

食べ物を道具として利用するということは、「全てに魂が宿る」という日本文化の考え方からは、とんでもないことではないでしょうか。

②ガリはなぜ寿司に付きものだと思いますか。

このように日本文化をきちんと理解することで、

「寿司の食べ方のマナー」「美味しい食べ方」「綺麗な食べ方」と紹介されていても、鵜呑みにせずに食べ方を考えることができるのではないでしょうか。

Youtube


参照:和食文化学会シンポジウム「洋食から見た和食/和食から見た洋食」

まとめ

寿司に関しては、食べ方や寿司屋独特のマナーがあると思われがちですが、一般的なマナーのなっていない人はどこへ行ってもなっていないでしょう。マナーは国や民族、文化、時代、宗教のさまざまな習慣によって作られています。鵜呑みにせずに、食べ方については特に考えてチェックして見てくださいね!

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