江戸前寿司で学ぶ、文化とコミュニケーション力
日本文化の象徴である江戸前寿司を通して、すしの歴史や伝統、礼節、おもてなしの心を学びながら、外国人のお客様にもすし文化をわかりやすく伝える力を身につける実践講座です。
すし職人に求められるのは、技術だけではありません。
「なぜ酢飯を使うのですか?」「江戸前寿司とは何ですか?」「なぜ手で食べてもいいのですか?」など
外国人のお客様からの「なぜ?」に答えるには、すしに関する知識だけでなく、その背景にある文化や考え方を理解し、相手に合わせて伝える力が必要です。
本講座では、知識を覚えるだけで終わらず、実際の外国人対応を想定したロールプレイやフィードバックを通して、「考えて伝える力」を身につけます。
- こんな課題はありませんか?
- 得られるメリット
- おすすめする人
- 外国人のお客様に、すしのことをうまく説明できない
- 「なぜ?」と聞かれると答えに困る
- 英語に訳すだけでは伝わらないと感じている
- 英語が話せない
- すしの歴史や文化を、改めて体系的に学びたい
- 自店のこだわりや、すしの価値を外国人にも伝えたい
- スタッフによって外国人対応に差がある
- 外国人のお客様にも、すし文化を大切にしながら楽しんでもらいたい
- 技術だけでなく、接客やコミュニケーション力も高めたい
得られるメリット
- すしの歴史・文化を体系的に理解し、自信を持って説明できる力が身につく
- 日本人の美意識・おもてなしの精神を学び、接客力が向上する
- 観察力・コミュニケーション力が高まり、実践的な力が身につく
- グローバルな視点を持ち、海外で活躍できる土台ができる
- 卒業後のキャリアに直結する実践的スキルが身につく
-
-
- 英語が話せなくても外国人対応に自信を持ちたい方
- 「英語よりも文化理解が大切」と気づいている方
- 海外で働くことを視野に入れている方
- 接客対応力を高めたい方
-
授業の流れ(例)
職人役が質問に答える
外国人のお客様から聞かれることを想定し、すしや日本文化について説明します。
相手役になりきる
年齢・文化的背景・知識・立場など、異なる設定の相手を演じます。
相手の反応を観察する
「伝えたつもり」になっていないか、相手がどのように受け止めているのかを考えながらやり取りします。
フィードバックする
やり取りを振り返り、声・表情・ジェスチャー・言葉の選び方などを確認します。
もう一度伝えてみる
フィードバックをもとに伝え方を改善し、再び実践します。
知識を得るだけでなく、考える → 伝える → 振り返る → 改善するというサイクルを繰り返すことで、現場で活かせる力を育てます。
この講座の特徴
1. 日本文化とすし文化を理解する
すしの歴史や伝統、礼節、所作、おもてなし、美意識などを学びます。「なぜ、このような習慣があるのか」その背景まで理解することで、自分自身のすし文化への理解を深めます。
2. 守破離の精神
基礎を学ぶ「守」から、応用する「破」、そして自分なりに発展させる「離」へ。受け継いだ伝統を理解したうえで、現代の外国人対応にも活かし、自分の言葉で文化を伝える力を養います。
3. 歴史と伝統を未来につなげる
江戸前寿司がどのように生まれ、どのように発展してきたのか。歴史や文化的背景を理解することで、目の前のすしを「ただの料理」としてではなく、文化として捉える視点を身につけます。
4. 異文化理解・グローバル対応
文化や価値観が違えば、同じ言葉や行動でも受け取り方は変わります。相手の文化的背景や知識、立場などを想像し、「相手にはどう見えるのか」を考える力を身につけます。
5. 体験型コミュニケーション演習
外国人のお客様から質問された場面を想定し、実際に答えてみます。相手役には、年齢・文化的背景・知識・立場など異なる設定を設け、相手の反応を観察しながら伝え方を考えます。その後、参加者全員でフィードバック。声・表情・言語力のいらない伝え方・言葉の選び方など、言葉だけではないコミュニケーションについても実践的に学びます。
この講座で得られるもの
- 相手の立場に立って考える力
- 日本文化・すし文化を説明する力
- 相手に合わせて伝え方を考える力
- 異文化を理解する力
- 表情・声・言語力のいらない伝え方
- 外国人のお客様への対応力
- すしの歴史や伝統を自分の言葉で伝える力
- 自店のこだわりや価値を発信する力
- スタッフ同士で学び、改善する力
すし文化を「伝わる形」にする
外国人対応に必要なのは、英語を話すことだけではありません。
まず、自分たちが受け継いできたすし文化を知ること。
そして、相手の文化や背景を理解し、
「何を伝えるか」
「どう伝えるか」
「どこまで伝えるか」
を考えること。
寿司道では、この力を「伝達設計力」と考えています。
すしの本質を理解し、相手に合わせて伝え方を考える。
その力が、外国人のお客様とのより良いコミュニケーションにつながり、すし文化を未来へ伝えていく力になると考えています。
カリキュラム
すしの歴史・文化だけでなく、外国人対応、異文化理解、日本語での説明、非言語コミュニケーションなど、目的に合わせて体系的に学びます。
学習領域の例
すしの歴史・文化
- 江戸前寿司の歴史
- すしの種類と地域性
- 旬と食材
- 職人文化
- すし屋の作法・所作
- おもてなしと礼節
異文化理解
- 文化や価値観の違い
- 外国人のお客様の視点
- 食文化・習慣の違い
- 文化摩擦と誤解
- 相手の背景を想像する力
伝える力
- すし文化を日本語で説明する方法
- 専門用語をわかりやすくする方法
- 「なぜ?」に答える説明
- 比較を使った説明
- 非言語コミュニケーション
実践
- 外国人対応ロールプレイ
- 質疑応答
- プレゼンテーション
- フィードバック
- 振り返り・再実践
※内容は、店舗の課題や参加者の経験、実施時間などに応じてカスタマイズできます。
文化庁が定めた教育内容に沿ったシラバス
江戸前寿司の技術は、長い歴史のなかで日本人の手によって継承されてきました。
私たちは 「すしを通じて日本文化の深い理解を育てる教育」 を目指し、文化庁が定める日本語教育の基準内容を参考にしたオリジナルシラバスを開発しています。
このプログラムでは、以下のような視点から体系的に学びます。
| 社会・文化・地域 |
|
| 言語と社会 |
|
| 言語と教育 |
|
| 言語と心理 |
|
| 言語一般 |
|
*上記にあるものは一例です。この他にも多くのことを学びます。
文化庁の基準を参考にしながらも、多様な考え方を取り入れ、柔軟に学べる内容になっています。基準にとらわれたくない方にも対応できますので、お気軽にご相談ください。
Q. 英語が話せなくても大丈夫ですか?
はい、問題ありません。本講座では、英語を流暢に話すことだけを目的としていません。大切なのは、まず日本文化やすし文化を理解し、それを相手に合わせてわかりやすく伝えること。日本語教師としての経験も活かし、日本語で「どう説明すれば伝わるのか」を考えるところから学びます。
Q. すしの知識に自信がなくても参加できますか?
はい。すしの基礎から応用まで、参加者の知識や経験に合わせて内容を調整できます。
Q. 店舗スタッフ全員で受講できますか?
可能です。職人だけでなく、ホールスタッフなど、外国人のお客様と接するスタッフを含めた研修にも対応できます。
実施について
店舗での研修、専門学校等での講座、オンラインなど、ご希望に合わせて実施できます。参加人数、時間、目的などを伺い、内容をご提案します。
まずはお気軽にご相談ください
「外国人のお客様に、すしの魅力をもっと伝えたい」「スタッフにも、すし文化をきちんと理解してほしい」そんなお悩みからでも構いません。店舗や現場の状況に合わせて、最適な講座をご提案いたします。
特記事項・お問い合わせ
- 店舗・企業・団体での実施の場合は、会場のご用意をお願いいたします。
- プロジェクター・ホワイトボード・マイク等の備品を使用する場合は、事前にご確認ください。
- 必要に応じて、オンライン(Zoom等)での実施も可能です。
- 参加人数、実施時間、研修の目的や内容など、ご希望に合わせて柔軟に対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください
外国人のお客様への対応や、すし文化の伝え方、スタッフ教育など、店舗・現場の課題に合わせて講座内容をご提案いたします。
