こんにちは。
海外帰りの寿司屋の娘、Satomiです。
私は現在、「すしを入り口に、日本文化を自分の言葉で伝え、伝統を活かしながら発展させていける人を育てる」
というコンセプトのもと、出張講座やセミナー、監修などの活動を行っています。
私の講座は、すしの作り方を教えるものではありません。
すしという世界共通のテーマを通して、その背景にある日本の美意識や精神性、考え方をひも解き、それを「自分の言葉」で語れるようになることを大切にしています。
外国人対応をする際、多くの人がまず考えるのは「英語力」ではないでしょうか。
しかし実際の現場では、英語ができることよりも重要な要素があります。
それは
👉 “伝える力”です。
「鮭」と書かれたサーモンの寿司
先日、ある寿司作り教室の写真を見ていて、少し気になることがありました。
マグロの赤身の寿司には「鮪」。
サーモンの寿司には「鮭」。
この表記を見て、あなたはどう感じますか?
「特に気にならない」と思う方もいるかもしれません。
しかし、この何気ない表記の中に、外国人へ日本文化を伝える際の大きな落とし穴が隠れています。
「サーモン」と「鮭」は同じ?
では、質問です。
このお寿司を見たら、多くの日本人は「サーモン」と答えるでしょう。
では、「鮭」と聞いて、同じものを思い浮かべますか?
焼き鮭や塩鮭、おにぎりの具を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
一方、英語ではどちらも Salmon です。
では、外国人に「This is salmon.」と言えば、日本人が思い浮かべる「サーモンの寿司」と同じイメージが伝わるのでしょうか。
Tunaはツナ缶?
同じことはマグロにも言えます。
英語では「マグロ」は Tuna です。
では、「ツナ」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
ツナ缶でしょうか。
ツナマヨでしょうか。
それとも寿司屋で食べる赤身でしょうか。
言葉は同じでも、人によって思い浮かべるイメージは違います。
外国人が Tuna と聞いたとき、私たちと同じものを思い浮かべているとは限りません。
翻訳と「伝わる」は違う
外国人に日本文化を伝えるとき、多くの人は「正しい英語」を探そうとします。
しかし、本当に大切なのは英単語ではありません。
相手がどのような文化や価値観を持ち、どんなイメージを持っているのかを理解することです。
つまり、「翻訳すること」と「伝わること」は別なのです。
言葉を置き換えるだけでは、本当に伝えたい日本文化や背景は伝わりません。
英語よりも大切なこと
「英語ができないから、日本文化を伝えられない。」
そう思っている方は少なくありません。
しかし、私はそうは考えていません。
必要なのは、難しい英単語を覚えることではなく、日本文化を自分自身が理解し、相手に合わせてわかりやすく伝える力です。
現在の英語力でも十分に伝える方法があります。
また、英語がほとんど話せなくても伝えることもできます。
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私が開催している『すしとグローバルコミュニケーション』講座では、すしを題材にしながら、異文化コミュニケーションの考え方と、日本文化を自分の言葉で伝える力を学びます。
すしを学ぶ講座ではありません。
すしを通して、「どうすれば相手に伝わるのか」を考え、日本文化を伝える力を育てる実践型講座です。
もし外国人に日本文化を伝えてみたい、インバウンド対応に役立てたい、自分自身も日本文化をもっと深く理解したいと思われた方は、ぜひ講座の詳細をご覧ください。
■まとめ
外国人対応において重要なのは、英語力ではありません。
本質は
👉 文化を理解し
👉 意味を翻訳し
👉 体験として伝えること
など、寿司の現場でも、それが結果に直結しました。
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